産後に髪の毛がチリチリになってしまった・・・そんな経験、ありませんか?
出産後はだんだんと身体が元の状態に戻っていきますが、いつの間にか髪の毛が縮れたり髪質が変わっていたり・・・。
一体なぜ、産後に髪質が変化することがあるのでしょうか?
今回は産後の髪の毛トラブルについての原因や対策方法などについてまとめてみました。
- 産後・妊娠中に髪質がチリチリになる原因はホルモンバランス
- 産後・妊娠中に髪質が変わった女性の口コミ
- 変わった髪質は元に戻る?
- 対策方法その1・生活習慣の改善
- 対策方法その2・シャンプーを変える
- 対策方法その3・育毛剤の使用
★お好きなところからどうぞ★
産後で髪質がチリチリになる原因⇒主にホルモンバランスの乱れ
まずそもそも産後に髪質がチリチリになる原因は何なのか?
結論から言うと考えられる原因はこちらの3つ。
妊娠中は女性ホルモンの分泌が増え、出産に適した身体の状態へと変化していきます。
しかし出産後は身体が元の状態に戻ろうとするため、女性ホルモンは一気に減少。
髪の毛のハリやツヤにも影響が出るため、髪質も一時的に変化してしまうことがあるわけです。
ではそれぞれの原因についてもう少し詳しく見てみましょう。
ホルモンバランスの乱れ
髪質の変化の主な原因はホルモンバランスの乱れ。
妊娠中は出産に適した身体の準備をするため、女性ホルモンの分泌量は増加します。
女性ホルモンには本来、髪の毛の成長を促したり、ハリやツヤを出すためのコラーゲンを増加するなど様々な効果が期待できるのです。
実は女性が男性のように薄毛になることが少ないのはこの女性ホルモンが分泌されているおかげ。
ただ元の状態に戻ると言ってもピークと比較するとその差はかなりのもの。
女性ホルモンが一気に減少してしまうことで、髪の毛にも影響が現れてしまうということですね。
生活習慣の乱れやストレス
生活習慣の乱れやストレスは妊娠・産後には特に気をつける必要があります。
特に産後は赤ちゃんのお世話につきっきりで、自分の時間なんてほとんど取れないこともあるでしょう。
食事もほとんと取れず栄養不足、そして夜も何時間かおきに起きて睡眠不足。
赤ちゃん中心の生活になるため、様々なストレスが溜まることも。
また、ストレスや睡眠不足は血行不良を引き起こし、同じく髪の毛の成長を阻害してしまうのです。
生活習慣の乱れやストレスは髪質だけでなく、薄毛・抜け毛にも繋がり兼ねないので注意していきたいですね。
髪の毛のケア不足
産後は赤ちゃんのお世話もあり、どうしても髪の毛のケア不足に繋がります。
産後は赤ちゃん中心の生活になるため、どうしてもサッとお風呂に入るだけ・・・というようにどうしても簡単に済ませてしまいがち。
そのため、出産前よりも毎日のヘアケアがしっかりできていない=髪質の変化についていけなくなるわけですね。
とはいえ、シャンプーを変えたり育毛剤を使うなど短い時間でもしっかりとケアしていくようにすることも大事ですね。
産後・妊娠中で髪質が変わった女性の口コミ
では実際に妊娠・出産で髪質が変わった女性の口コミや体験談について、発言小町からいくつか抜粋してみてみましょう。
(前略)
先日久々に美容室へ行き、カットとカラーのみお願いしました。
時間がなく矯正はできませんでした。
そして仕上がった髪を見て絶句。
髪はパサパサ、ゴワゴワ、美容師さんが必死にアイロンで伸ばしてくれましたがクセで広がった髪にかなりショックを受けました。
出産前と明らかに髪質が違っているのです。産後はホルモンバランスのせいでクセが強くでる人もいるらしいのですが
それにしても収拾のつかない髪に涙が出ました。
結局お店を出てすぐにひとつに結んで帰宅しました。
(後略)
やはり出産後はかなりホルモンバランスの変化もあり、髪の毛に大きな影響があるようです。
無理やりアイロンで伸ばすのも確かに対策ではあるかもしれませんが、やはり根本的な解決をするのが大事でしょうね。
産後ひどかったです。
もともとは真っ直ぐでしたが、産後は前髪とサイドの一部のみチリチリになりました(涙)。
前髪が下ろせなくてずっとあげてましたが、半年たってようやく美容室に。
とりあえず縮毛矯正かけてみました。
そしたら元に戻りました。あれから二年経ちますが、真っ直ぐのままです。
たた、髪はパサパサになりましたね(涙)。
縮毛矯正試してみる価値ありだと思います。
ただ、しっかりした美容室でやってくださいね。
私は、毎日オイルトリートメントを付けるくらいしかやってないです。
やはり産後は髪の毛がチリチリになっていました。
縮毛矯正は有効だったようですが、それもきちんとした美容室でやるのが良いようですね。
一人目妊娠前に何度か継続して矯正していた時期があったのですが、
やっぱり髪にダメージがあるので一度すっぱり止めて、しばらくして妊娠。出産・育児の際にくせ毛が一番楽できるのは「開き直ってさらにパーマ」だと悟りました。毛先だけに軽くパーマをかけた短めのスタイルからスタートすると、伸ばしっぱなしでもあら不思議、元のクセと相まってとっても自然で且つまとめやすい状態に。カラーだけはたま~に美容室でお願いするという程度で1年以上放ったらかしなのに、別のくせ毛の友人から「なんかしっくり来てていいねその頭」と言われるほど…
しかし解決方法は縮毛矯正ではなく、逆にさらにパーマをかけること。
思い切ってパーマをかけ、新しい髪型を試してみるのも選択肢としてはありなのかもしれませんね。
産後・妊娠中で変わった髪質は元に戻る?【チリチリ・くせ毛・うねり】
では結局産後・妊娠中に変わってしまった髪質は元に戻すことは可能なのでしょうか?
これは結論から言うと、基本的には可能と言えます。
妊娠・出産を経て女性ホルモンの分泌が正常に戻ってくれば、身体の状態も正常に戻る場合がほとんど。
そのため、髪の毛のチリチリ・くせ毛・うねりなども、ホルモンバランスが正常に戻ることで回復してくるのが一般的です。
正しい生活習慣(健康的な食事・睡眠)を心がけなければ、せっかくの髪質が元にもどらない・・・なんてことも考えられますので注意しましょう。
【対策①】産後・妊娠で髪質がチリチリ⇒生活習慣
まず最初に対策したいのは生活習慣の改善です。
妊娠・産後は髪の毛に行き渡る栄養が不足する時期になるため、生活習慣をしっかりと改善することが大切。
そもそも出産後は子育てが忙しくなり、自分に対するケアの優先ができなくなります。
そのため、出産前と比べて睡眠不足・栄養不足・ストレスの増加など、身体全体に栄養が行きにくい環境に陥りがち。
生活習慣を改善することにより、髪の毛にしっかりと栄養を行き渡るようして、少しでも成長を助けるようにしましょう。
後述するシャンプーや育毛剤での対策も重要ですが、基本となる生活習慣を整えることも大切というわけですね。
【対策②】産後・妊娠で髪質がチリチリ⇒シャンプーを変える
対策その2はシャンプーを変えること。
シャンプーは毎日自分でできる頭皮ケアです。
しかし通常の状態と妊娠・出産後では髪質はもちろん頭皮の状態も違うため、シャンプーを使い分けることも必要になってくるわけですね。
では具体的にどんなシャンプーを選べば良いのか?
例として挙げるならアミノ酸系シャンプーや炭酸シャンプーなどが適していると言えるでしょう。
- アミノ酸系シャンプー
- 炭酸シャンプー
⇒アミノ酸系の洗浄成分を配合しているため、必要な皮脂を残しつつもしっかり汚れを落としてくれる
⇒高濃度の炭酸により、毛穴の奥底の汚れを取り除くことができる
ラサーナプレミオールは植物性オイルによる皮脂の抑制やハーブエキスによる頭皮環境改善効果。
haru黒髪スカルププロはヘマチンによる白髪改善・ダメージヘアの修復など髪質の改善効果。
ルメントに関しては高濃度の炭酸により、自宅で簡単に炭酸ヘッドスパができる点が魅力。
産後の髪の毛をケアするには市販のシャンプーでは力不足な場合も多いため、こういった一段階上のヘアケアができるシャンプーを選ぶことをおすすめします。
【対策③】産後・妊娠で髪質がチリチリ⇒育毛剤の使用
対策その3は育毛剤の使用です。
育毛剤と聞くと薄毛・抜け毛が気になる人のためのもの、というイメージが強いはず。
しかし育毛剤は基本的に頭皮環境の改善や髪の毛のハリ・コシを取り戻すような成分が数多く含まれています。
例えばマイナチュレやベルタ育毛剤に含まれている3種類の有効成分の効果は以下の通り。
- センブリエキス:血行促進・毛母細胞活性化・抗酸化・抗炎症
- グリチルリチン酸2K:抗炎症・抗アレルギー・殺菌作用
- 酢酸トコフェノール:血行促進・抗酸化・抗炎症
健康な髪の毛が成長するには健康な頭皮環境が欠かせません。
特に妊娠~出産後、頭皮環境は普段の状態とは大きく異なるため、ダメージを受けやすくなっていることも考えられます。
そういったデリケートな状態でもマイナチュレやベルタ育毛剤は副作用の心配もなく安心して使用できるのが何よりありがたいですね。
まとめ
産後に髪の毛がチリチリになる原因と対策についてのまとめがこちら。
産後に髪の毛がチリチリになる原因は?
産後の髪の毛チリチリに対する対策
しかしだからと言って何も対策をしないままだと髪がチリチリになるどころか、産後の抜け毛として症状が悪化してしまうことも考えられます。
なるべくなら髪がチリチリになる前からシャンプーや育毛剤でケアをするのが望ましいですね。
特にラサーナやharu黒髪スカルププロなどの育毛シャンプーは、リンスやコンディショナーが必要ないオールインワンシャンプー。
時短にも繋がるため、時間の無い新米ママにとっては大きな助けになるのではないでしょうか♪