髪型をいろいろ工夫して楽しむことができるのは女性だけの特権。
でも髪の毛の結び方次第ではクセが付いてしまって、ハゲてしまうんじゃないか?心配したことはありませんか?
そこで今回は髪の毛を毎日結ぶとハゲるのかどうか?牽引性脱毛症対策についても合わせてまとめてみました。
- 髪の毛を毎日結ぶとハゲるのは本当?牽引性脱毛症とは?
- ポニーテールは負担が大きい?バレリーナはハゲるのか?
- 負担の少ないポニーテールの結び方
- ハーフアップで地肌が透ける?
- 牽引性脱毛症の口コミ
- 牽引性脱毛症ならないための注意点
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髪の毛を毎日結ぶとハゲる?牽引性脱毛症について

女性なら誰でも一度は心配したことのあるこの事実。
結論から言えば絶対ではありませんが、ハゲる可能性があるのは確かです。
・毎日同じ分け目
・毎日同じように結ぶ
・毎日同じ髪型
これらは全て牽引性脱毛症の原因になる可能性が高いです。
ではこの牽引性脱毛症について詳しく解説します。
牽引性脱毛症とは文字通り、髪の毛が引っ張られることが原因で起こる脱毛の症状です。
髪の毛が引っ張られた状態が続く
↓
頭皮も引っ張られた状態が続く
↓
頭皮の緊張が続き血行不良の状態が続く
↓
髪の毛の成長が阻害される
頭皮の血行が悪いと髪の毛に必要な栄養が届かなくなってしまい、髪の毛がやせ細ったり抜け毛の原因にもなります。
特に髪の毛の後ろを結んでまとめるポニーテールは簡単かつ可愛らしい髪型なので気に入っている女性も多いはず。
しかしそういった髪の毛が引っ張られた状態になる(髪の重さで引っ張られる、もしくはきつく結びすぎる)ことで牽引性脱毛症を誘発してしまうのです。
ポニーテールは負担大、バレリーナはハゲる?
まず結論から言うとポニーテールの頭皮への負担はかなり大きく、バレリーナがしているような髪型はハゲる可能性があります。
バレエを習う際はシニヨンというヘアスタイルが基本。
※シニヨンヘア:束ねた髪の毛を後頭部(またはサイド)でまとめた髪型
バレリーナは小顔に見せるためや、身体全体のラインを綺麗に演出するためにこのシニヨンヘアにしています。
まとめた髪の毛はお団子にしてまとめたり、ポニーテールにしている人が多いですよね。
また、バレリーナでなくても動きやすく可愛らしく見えるため、様々なシーンで活用できます。
しかしこの髪型は見た目通り髪の毛を引っ張ってまとめているため、かなり頭皮に負担をかけることになります。
実際にYahoo知恵袋の口コミでもバレエを習っている女性による質問を抜粋してみました。
質問
体操、バレエ、等をしている方、ポニーテールをしていると、おでこが後退してきませんか?
前髪を全部あげてワックスとハードスプレーを使って、すごくきつく結んでいます。
皮膚がつるぐらい
(週5日レッスン)皮膚科、病院関係のHPにも
「ポニーテールをする事により、額が後退し、生え際が禿げてきます」
と書いてあります。前髪を切る
ゆるめに結ぶ
という選択肢はなしで、何か良い方法はないでしょうか?
回答
いろいろなご意見あると思いますが、家の娘はバレエ歴6年、10歳にして、きてますよ。
レッスンない時もおでこを出して髪をしばっています。バレエを始めてからの約6年間、前髪を下げているということは、ありません。だからでしょうかね・・・
理屈抜きで後退してます。
私が子どもだったころ、同級生にバレエを習っている友達が数人いましたが、どの子もおでこと髪の生え際が薄いなぁ。
と子供ながらに感じていたのを思い出します。今まさしく、家の娘が、昔の友達と同じ状態です。
髪を上げる必要がある以上、どうしようもないのでは?
バレエ、体操をしている証!と反対に誇りに思いましょう。
将来、おでこを隠したければ前髪を下げて、隠せばいいのですから。
引用元:Yahoo知恵袋
もちろん全員が同じように薄毛になるとは限りません。
しかしポニーテールは
・髪の毛を引っ張っているため負担がかかっている
・まとめた髪の毛の重さがさらに負担をかけている
このように頭皮に多大な負担をかけてしまうため、可愛らしい見た目とは裏腹にそのデメリットは大きいものとなっているわけですね。
ポニーテールのハゲない結び方
ポニーテールは頭皮に負担をかけてしまう・・・でも可愛いからポニーテールにしたい!
そんな女性へポニーテールのハゲない結び方をまとめてみました。
髪の毛を引っ張りすぎない
⇒一気に髪の毛をまとめて束ねると負担がかかりやすいため、少しずつ髪の毛を足してまとめていくようにする。
強く結ばない
⇒ヘアゴムのようなきっちり結ぶものではなく、シュシュのように柔らかいもので結ぶ。
基本的にはこの2点に気をつけていれば、頭皮への負担は減少していきます。
ただしこれでも髪の毛の重さなどは変わらないので、髪の毛が長い女性はポニーテールの結ぶ位置を変えて負担を分散してあげるのも有効です。
育毛剤を使ってケアしたり、頭皮マッサージをしたりはもちろん、違う髪型にしてみると気分転換にもなりますよ。
ハーフアップで地肌が透けてしまう女性も
後ろの髪の毛を上半分だけアップにするハーフアップ。
このハーフアップもうまくやらないと後頭部の上下の分け目が見えてしまい、その部分から地肌透けの原因になります。
当然、この分け目で地肌が見えてしまっている状態を続けているとその部分がクセになり、ポニーテール同様に薄毛の原因になりかねません。
束ねた状態から少し下げた位置で結ぶのがポイントです。
ハーフアップもポニーテールもそうですが、結ぶ際もあまり根本からきつく結びすぎないようにして、髪の毛や頭皮への負担を減らすようにしましょう。
牽引性脱毛症の女性の口コミ
では具体的に牽引性脱毛症の女性の口コミについても分析していきましょう。
まずは牽引性脱毛症に悩む女性の質問と回答について、Yahoo知恵袋から抜粋してみました。
質問
牽引性脱毛症
5ヶ月ほど毎日髪を強く縛っていました。8月頃から抜け毛が多くなり、9月頭に髪を切って髪を結ぶのをやめましたが未だに抜けます。
牽引性脱毛症と検索するとナオミキャンベルの禿げた画像が出て来たりして自分もそうなるのではと毎日不安です。
髪を縛るのをやめてどの位で抜け毛がおさまるものなのでしょうか。
髪の量が確実に減っています(>_<) ネットで調べても髪を結ぶのをやめて自然に治るのを待つしかないみたいで、効かないとは分かっていても育毛剤使ってみたりしています。
回答
なんで髪をしばるかな?
髪が長いと感じたら切ればいいのに…
しばるとぬけやすくなるのは当たり前だよ
重力とかの影響でねとりあえず頭皮マッサージをするべきですね。
朝と風呂入る前と一日2回やってみたら
やり方は
まず頭頂部から両手の十本の指の腹を頭皮において
なんて表現したらいいかな…
15秒
右手は時計回り
左手は反時計回りとなでていくんだつぎは耳の上らへんに両手をおいて
また同じく15秒なでる最後に
頭の後ろ側も15秒もなでるわかったかな?
なでるって表現?わかんなかったら補足して
引用元:Yahoo知恵袋
牽引性脱毛症は髪の毛が引っ張られることで強い負荷がかかり、頭皮の血行不良が髪の毛の栄養不足に繋がるというわけですね。
頭皮マッサージをする際は育毛剤の併用をすることで、より効果アップが期待できますよ。
質問
牽引性脱毛症について。
私は牽引性脱毛症だと思います。
いつも(家にいる時)邪魔なので髪ゴムで適当にお団子を割とキツく結んでるのでそれがいけないんだと思います。
どんな結び方をしたら牽引性脱毛症ならないですか?
どうしても邪魔なので髪を結んでしまいます…
回答
髪切ったら?
結ばなくてもいいくらいに
頭皮を休ませてあげた方がよさそう引用元:Yahoo知恵袋
輪ゴムは普通にやってもきつく縛りすぎてしまう上に、お団子ヘアにしてまとめるとなるとかなりきつめに結んでいるはず。
こういった場合はシュシュなどのやわらかいものでまとめるか、回答にあるように思い切って切ってしまうもの手ですね。
質問
18歳で髪が薄いってどうおもいますか
ポニーテールのしすぎで髪が薄くなってきました
回答
牽引性脱毛症ですね。
エクステなどでも同じようなことが起こります。
ポニーテールはやめて、髪に負担がかからないようにしていれば復活してくると思いますよ。引用元:Yahoo知恵袋
ポニーテールは可愛い髪型ですが、多くの髪の毛をまとめあげて結んでいるのでその重さは相当なもの。
つまりその重さの分だけ頭皮がずっと引っ張られているわけです。
たまに違う髪型にしてみたり、髪の毛のまとめ方を変えてみたりするとその分負担も減りますよ。
しかし目立たない部分とはいえ、かなり薄くなってダメージを受けた状態になっているのがわかります。
牽引性脱毛症の怖さが改めてわかる動画ですね。
牽引性脱毛症にならないための注意点
牽引性脱毛症にならないために心がけること、注意点についてもまとめてみました。
牽引性脱毛症にならないための基本的な注意点は髪の毛に負担をかけないこと、これだけです。
・きつく結びすぎない
・たまに違う場所で結ぶようにする
この2つを心がけるだけでも、牽引性脱毛症の危険性はかなり減ります。
では牽引性脱毛症にならないための注意点について、詳しくみていきましょう。
頭皮に優しいヘアアレンジ
牽引性脱毛症にならないための基本は頭皮に優しいヘアアレンジ。
ポニーテールはお手軽でなんといっても可愛らしいとっても魅力的な髪型。
毎日でもポニーテールにしておきたいという気持ちもわかりますが、やはりポニーテールが頭皮の負担になるのは避けられません。
頭皮に負担になっているな、と思ったら次の日は分け目を変えてみたり、もしくは結び目の場所を変えてみたりするのも有効。
どうしてもポニーテールにしたい場合は負担のかかりにくいまとめ方や結び方をしてみるのが良いでしょうね。
そもそも、ポニーテールができるほど髪の毛が長いのであれば、ポニーテール以外のヘアアレンジも可能です。
この際、ポニーテール以外のヘアアレンジにチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか♪
カチューシャで止める
髪の毛をきつく結ばず、カチューシャで軽く止めておくようにすると牽引性脱毛症に有効です。
カチューシャも髪の毛を止めるため、一見負担になりそうなイメージがあります。
カチューシャはそれ自体もおしゃれなアイテムとして使えますし、髪の毛を引っ張ってまとめるよりも安心です。
ただし、きつすぎるカチューシャは髪の毛を引っ張ってまとめるのと同じように血行不良を引き起こし、牽引性脱毛症に繋がります。
カチューシャを使う場合はきちんとサイズがあったものを選ぶようにするのが何よりも大事です。
ドライヤー・アイロンのときに髪を引っ張らない
ドライヤーやアイロンを髪の毛に当てる時、つい強く髪の毛を引っ張ったりしてはいませんか?
牽引性脱毛症の原因は髪の毛が引っ張られることによる頭皮への負担です。
確かにドライヤーやアイロンはくせ毛を伸ばすためにある程度髪の毛を引っ張ることも必要です。
ただしむやみに引っ張ると頭皮にも負担はかかりますし、何より髪の毛自体ににダメージを与えてしまうのです。
そのため牽引性脱毛症だけでなく髪の毛が切れてしまったり、抜け毛になったりと良いことは一切ありません。
ドライヤーやアイロンをあてるときは、髪の毛の負担にならないように優しくするのが一番です。
ドライヤーとアイロンを使うにあたって気を付けるべきポイントは2つ。
ドライヤー:髪の毛に熱すぎる風を当てないようにする
熱風で利用すると髪の毛が乾燥してしまい、キューティクルを痛める原因となります。
最初にタオルドライで水分をとってから、じっくり毛の流れにそって乾かしていくようにしましょう。
引っ張りすぎるとそれだけ髪の毛や頭皮が傷み、抜け毛・切れ毛などにもなりかねません。
毛の流れがぺちゃんこな部分が気になる場合は、その部分を掴んで根本から起こすようにするとふんわり仕上がります。
最後に冷風でかわかすようにするとなお良しです。
アイロン:髪にアイロンを当てる時間を短くして負担を減らす
たんぱく質は強い温度が加わると固まる性質があります。
ゆで卵を想像するとわかりやすいですね。
髪の毛も同じで、あまりに高い温度でアイロンを当てるとその部分のたんぱく質が変化してしまい、髪の毛の傷みに繋がります。
かといって低い温度ではうまくスタイリングできない場合も多いため、高温で出来るだけ短時間でサッとあてるのが良いでしょう。
もちろんアイロンを当ててスタイリングする際に強く引っ張りながらやるのはNG。
特に髪の毛がもともと細い方などは使い方一つでも注意が必要です。
毛先が痛んでしまった場合は最悪切ればなんとかなりますが、毛根のある根本の部分にダメージがいくと抜け毛の原因にもなります。
クセ毛を直したいからと強く引っ張るようなことはせず、優しくあてるようにしましょう。
エクステが重りになって髪に負担
エクステは髪型を簡単に変えられるアイテムとして重宝している女性も多いはず。
ウィッグとは違い部分的にアレンジしていくことができるので、少しだけ気分を変えたいときには大変便利。
特にM字ハゲのように部分的な薄毛が気になる場合は有効です。

しかしこのエクステが重りになって髪に負担がかかっていることを気付かず続けていると、牽引性脱毛症の症状を引き起こします。
ウィッグは簡単に取り外しが可能ですが、エクステは基本的に長時間つけっぱなしにすることがほとんど。
そのため、長い時間付けている=その分エクステの重さが髪の毛を引っ張っていることに繋がり、毛根や頭皮へのダメージになってしまうのです。
実はどの方法で装着したとしても簡単には取り外しができないようになっているため、シャンプーなどのときにエクステを付けている部分の頭皮の汚れが充分に洗い流せなくなるのです。
頭皮の汚れはそのまま薄毛のリスクに繋がるため、充分に清潔にするようにしてくださいね。
髪の毛を引っ張ることが牽引性脱毛症のリスク
牽引性脱毛症にならないための注意点について触れましたが、髪の毛を引っ張ることが牽引性脱毛症のリスクに繋がるのは共通です。
ポニーテールだけでなく、お団子ヘアも髪の毛をまとめて結んでいるわけで、髪の毛を引っ張っていることに違いはありません。
また、髪型だけでなく日常的に髪の毛が引っ張られて頭皮にダメージを及ぼすシチュエーションはたくさんあります。
それがエクステやドライヤー、ヘアアイロンなどを使用する時。
エクステはその重みで髪の毛が引っ張られますし、ドライヤー・ヘアアイロンは髪の毛を引っ張りながら使うため、これもまた髪の毛に大きな負担です。
また、同じ分け目をずっと続けていると髪の毛の重みでクセになってしまい、同じく牽引性脱毛症になるリスクが増します。
普段からなかなか気にしておくのは大変ですが、髪の毛が引っ張られた状態にならないように、たまに髪型を変えるなど負担をへらすようにするとリスクはぐっと下がりますよ。
【牽引性脱毛症は治る】髪の毛の負担を軽減しながら正しい育毛対策
ということで牽引性脱毛症についてまとめてみました。
牽引性脱毛症に有効なのが髪の毛の負担を軽減しながら正しい育毛対策をすることです。
そのために最低限しておきたい対策ポイントは2つ。
・髪型を変える
・きつく結ばない
・髪留めをシュシュなど柔らかいものにする
このように髪の毛に負担がかからないようにすることが何よりの牽引性脱毛症対策です。
少し負担がかかっているなと感じたら髪の毛を休ませる意味でも、こうした対策をすることをおすすめします。
・頭皮マッサージをする
・育毛剤で頭皮ケアをする
髪の毛が引っ張られることで起こる頭皮への負担が引き起こす血行不良。
髪の毛に必要な栄養は血液が運んでくるため、血行不良になると髪の毛に必要な栄養が足りなくなります。
頭皮の血行不良には頭皮マッサージも有効ですが、育毛剤を併用しながら行うとより効果的。
育毛剤には血行促進成分が多く含まれているため、頭皮マッサージがより効果的に働きます。
女性にとって髪の毛は命と呼べるほど大事なもの。
女性用育毛剤を使えばおのずと頭皮環境も改善されていきますので、将来的な薄毛の予防も可能です。
ポニーテールは可愛い髪型ですが、その分頭皮への負担も大きくなります。
なるべく負担を減らす意味でも。育毛剤の併用や頭皮マッサージを行うことが大事ですね。

